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借金の踏み倒しで時効を成立させるのはリスクが高く、かなり難しい
借金の踏み倒しで時効を成立させるのはリスクが高く、かなり難しいです。ここでは、その理由を解説します。
確実に貸金業者から裁判を起こされる
借金を踏み倒そうとすると、確実に貸金業者から裁判を起こされます。これは、借金には時効がある為です。借金の時効は貸金業者の場合5年です。
そこで、「5年逃げ切れば踏み倒せるんだな。」と考え、踏み倒しを考える人が居ます。しかし、かなり難しいと考えて下さい。
まず、裁判を起こされると時効は10年延びます。極端な話ですが、4年と11カ月逃げていて、その月に裁判を起こされたら10年延びます。
他にも裁判所から内容証明郵便が届いたら、6か月間時効が延長されます。この期間裁判を起こされたらやはり時効は10年延びます。
この様に、15年以上逃げなければならない事になるのは至難の技です。
余談ですが、夜逃げして10年以上経過して、地元に戻って貸金業者から督促が来たり差し押さえを受ける事もあります。
何年経過しても借金の支払い義務は残ると思って頂いた方が良いでしょう。
夜逃げや引っ越しで住民票を移さないリスクは多い
借金の踏み倒しを考え、夜逃げや引っ越しで住民票を移さないリスクは多いです。
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貸金業者は滞納された際に、住民票を閲覧する権限があります。
その為、踏み倒そうと思い、住民票を移さずに引っ越しや夜逃げを考える人がいます。しかし、住民票を移さないリスクはかなり多いです。
いくつものリスクがありますが、代表的なものは以下です。
住民票を移さないリスク
住んでいる地域の行政サービスが受けれなくなる
就職活動で、住所が違う事で怪しまれる
国民健康保険に加入がしにくくなる
こういったリスクがあります。もし、怪我や病気になった際に、自費で払うのは大変ですよね。それどころか、生活の糧である仕事が出来なくなる可能性も出て来ます。
住民票の提出を求められない企業もあるにはありますが、そういった企業はお世辞にも良い会社だとは言えないでしょう。
この様に、生活の基盤が失われる上に、夜逃げや引っ越し先でも苦労しなければならなくなります。
差し押さえを受けると時効そのものが無効になる
差し押さえを受けると時効そのものが無効になります。差し押さえをするには、裁判所が「支払督促」という書類を送付して来ます。
この支払督促が送付された時点で、時効が中断します。つまり、時効そのものが無効になります。
さらに差し押さえを受ける事になりますので、生活が苦しくなるでしょう。
本人不在で裁判を成立させることが可能
本人不在で裁判を成立させることが可能です。これは、夜逃げや引っ越しで住所が不明になった場合に貸金業者が行う裁判になります。
裁判所が書類を送ったという事実を残す事が可能ですし、相手の所在が分からない場合「公示送達」で裁判を起こす事が出来ます。
また、こういった裁判は借金を踏み倒した方が悪いと見なすので、勝てることはありません。
つまり、本人不在で裁判が行われ、自動的に負けになりますので、差し押さえを受ける事になります。
信用情報に事故情報が掲載される
信用情報に事故情報が掲載される事になります。信用情報機関に事故情報が掲載されるのは、滞納から61日~3か月以上です。
こうなると、新たなクレジットカードは作成できないですし、ローンも組めません。
それどころか、既存のクレジットカードもカード会社が定期的に信用情報を確認していますので、借金を踏み倒した段階で、クレジットカードの利用をストップする様にします。
カードも使えないですし、ローンも組めなくなるのは生活に大きな支障を来すでしょう。因みに、信用情報の事故情報が無くなるのは、「滞納を解消して」5年です。
借金の踏み倒しで、時効を成立させる条件
ここでは、借金の踏み倒しで、時効を成立させる条件を解説します。
貸金業者の借金は5年で返済義務が無くなる
貸金業者の借金は5年で返済義務が無くなります。
※個人間の貸し借りや信用金庫などの借金の時効は10年でしたが、2020年4月からの法改正により時効は5年になります。
5年というと、意外とあっという間に過ぎてしまう期間です。その為、「5年逃げ切れば、借金は踏み倒せるんだな」と考え、踏み倒しを考える人がいます。
しかし、前述した様に、借金の時効を迎える為には様々なハードルがあり、かなり難しくなっています。
時効の援用を行う
借金を踏み倒し、時効を迎えさせるのは、「時効の援用」を行う必要があります。5年経過すれば自動的に時効になるのではありません。
この時効の援用は法律に則って行う必要があるので、弁護士や司法書士などの法律の専門家に依頼するのが良いでしょう。
しかし、貸金業者も裁判を起こしたりするなどして、あの手この手で時効の引き延ばそうとしてきますので、時効の援用をするのはかなり難しいと考えて下さい。
また、時効の援用を行って仮に成功しても、数年間はクレジットカードの作成やローンを組むことは出来なくなります。
返済の承認や期日の延長をしない
返済の承認や期日の延長をしないをしない事は大事です。
これは例えば、「利息分だけでも良いですから払って下さい」と言われて、「分かりました」などと返事をすると返済を認めたことになり、時効は中断します。
また、督促や取り立てが有った際に、「もう少し待ってください」ですとか「あと1週間待ってください」と伝えたりすると、時効は中断します。
ちなみに、こういった会話の内容は録音されているので、裁判の際の証拠になります。
この様に、時効を迎えさせるには様々なハードルがあります。
時効が成立するまでの期間、返済しない
借金を踏み倒し、時効を迎えさせるには、時効が成立するまでの期間、返済しないというのも必要です。つまり、1円でも支払うと、時効は中断します。
例えば、「千円で良いので払って下さい」と言って支払うと、自動的に時効は中断します。
しかし、現実的に考えて全く支払いをしないというのはかなり難しいのではないでしょうか。因みに、最初から踏み倒す目的で借り入れた場合は刑事事件になる可能性もあります。
時効は最後に支払ってから5年です。貸金業者から借り入れて、踏み倒そうと考えている人の多くは、最初の1年~2年は返済していた人が多いです。
しかし、そこから、何らかの事情で支払いが苦しくなり、踏み倒そうと考える場合が多くなります。
そこから、貸金業者はありとあらゆる方法で時効を延長して来ます。
結局1~2年はきちんと返済し、返済が辛くなり踏み倒そうとして、15年以上逃げなければならないのですが、そこまでの手間や労力をかける必要があるか考えてみる必要があります。




借金の踏み倒しを行うより、債務整理で法を基に減額をするのがベター
借金の踏み倒しを行うより、債務整理で法を基に借金を減額をするのがベターです。ここでは、その理由を解説します。
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債務整理は弁護士や司法書士など、借金問題が得意な法の専門家に依頼し、法に基づき借金を減額する方法です。
債務整理はいくつかの種類があります。それが以下です。
債務整理の種類 | 主なメリット | 特徴 |
任意整理 | 将来利息をカットし、元金を3~5年で分割返済するもの。 | もし、持ち家があったり手続きを早く終わらせたい場合に有効な手段。大幅な借金減額は出来ない。 |
個人再生 | 借金を概ね80%程度減額出来る。その減額した借金を3~5年程度で分割で返済する。 | 住宅ローンがある持ち家を守る事が出来る。手続きが複雑になる。 |
自己破産 | 借金がゼロになる。裁判所に申し立てを行い、手続きに則って借金そのものを無くす方法。 | 裁判所が間に入るので、自己破産が決定すると、貸金業者も異議申し立ては出来ない。7年~10年程度はローンが組めなくなる。 |
この様に、債務整理は主に3種類あります。どれも一長一短あり、一概にどの方法が良いかとは言えないです。
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ただ、一つだけ言えるのは、踏み倒しで時効を狙っても、時効は貸金業者が裁判を起こせば簡単に無効になります。
その為、時効を迎えさせるのは至難の業だと思って頂いて良いでしょう。
しかし、債務整理は法に基づいて弁護士や司法書士が行いますので、交渉次第で確実に減額交渉が出来ます。あとは、その減額された借金を返済すれば良いだけになるのです。
取り立てをストップする様に手配して、精神的な負荷を減らせる
債務整理の大きな特徴としまして、依頼すれば取り立てをストップする様に手配する事が出来ます。
これは、受任通知と言うものを債務整理を依頼された弁護士や司法書士が貸金業者に送付します。こうなると、基本的には貸金業者は取り立ては出来なくなります。
借金の踏み倒しを考えているくらいであれば、様々な貸金業者、例えば消費者金融、カードローン、クレジットカード会社、リボ払いなど督促の電話や連絡に精神的に参っていたかもしれません。
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そういった状況から一旦解放されます。
その取り立てがストップしている期間に、貸金業者と借金問題が得意な弁護士や司法書士が減額交渉をし、交渉が成立すれば減額された借金を返済していくことになります。
また、この期間に生活を立て直し、弁護士・司法書士の費用などの積み立てを行います。この様に、債務整理は生活を立て直す事が出来る有効な手段であり最も賢い借金返済方法でもあるのです。
債務整理はいくつかの種類がある、まずは無料相談を活用する
債務整理はいくつかの種類があります。それはご自身の状況や支払える体力などにより、一概にどの方法が良いか言えない面があります。
その為、まずは無料相談を活用して、どの程度借金が減額出来るか、どの様な方法があるか相談しましょう。
弁護士や司法書士と言うと、普段接する機会がなかなかないので、不安かもしれません。
しかし、借金問題が得意な弁護士や司法書士はそういった事は理解していますので、親身に対応してくれます。

また、最近の弁護士や司法書士の事務所は借金減額診断のツールを持っている場合もありますので、そういったものを活用するのが良いでしょう。
無料相談にしても、無料減額診断にしても、申し込みは数分で終わります。この数分が借金の踏み倒しを考えていた、今後の人生を180度変える事が出来るのです。
借金の踏み倒しは様々なリスクを背負う可能性がある!直ぐに対処する!
借金の踏み倒しは様々なリスクを背負う可能性があります!直ぐに対処する必要があります。ここでは、その理由を解説します。
最初から踏み倒すつもりで借りた場合は逮捕される可能性もある!
もし、貸金業者などの借金を最初から踏み倒すつもりで借りた場合は逮捕される可能性もあります。
基本的に借金の踏み倒しをしても、民事で訴えられる事はあっても、逮捕まではされません。ただ、これは、途中まで返済していた場合などです。
しかし、1円も返さなかったり、「返すと約束して」返済しない場合は詐欺罪が適用される事もあります。
その際は、逮捕され10年以下の懲役になる可能性もあります。
こうなると、夜逃げやバックレを考える事になるかもしれませんが、夜逃げやバックレは大きなリスクを背負います。
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差押えを受けるなど、生活に大きな支障を来し、将来が考えられなくなる
もし、借金の踏み倒しを画策すると、貸金業者は裁判を行います。裁判をすると差し押さえを受ける事も有り得ます。
そこで、差し押さえを受けたり、一括請求通知が来る様になると、生活に大きな支障を来たし、将来が考えられなくなります。
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これだけ引かれると大変ですよね。仮にあなたが結婚し、家族がいるとなるとかなり節制した生活を送る事になります。
食事も満足に食べさせることは出来ないですし、賃貸であれば家賃が安い部屋に引っ越しするのは必須。
子供は転校させなければならないかもしれませんし、習い事などはさせられません。あなたや奥さんは趣味や好きな事にお金を使う事は当面出来ないでしょう。
さらに差し押さえは会社の経理に裁判所が話を通す事になるので、会社の人に「借金の事実」、「差し押さえを受けるくらいまで滞納していた事」が知られてしまいます。
また、それが夜逃げした先であれば、尚更立場が悪くなるのは必須です。こうなると、一家離散になったり、将来設計が全く考えられなくなるのはよくあります。
例え一人暮らしでも同じでしょう。これでも、借金の踏み倒しをしたいですか?
債務整理で生活を立て直す事が可能、やらない理由がない
もし、借金の踏み倒しを考えているのなら、債務整理で生活を立て直す事が可能です。やらない理由がないです。
債務整理を依頼すれば、弁護士や司法書士が督促をストップする様に手配します。これは法で認められています。その後、法を基に借金を減額する様に交渉します。
初回相談は無料で、弁護士費用は分割や後払いも相談に乗れる可能性があります。
一方、踏み倒しは何年もビクビクしながら、貸金業者から逃げなければいけません。それは最大で15年~20年にもなります。
その期間、かなり生活には制限を受けますし、見つかれば、利息と遅延損害金で莫大な額に膨らんだ借金を返済しなければならなくなります。
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Webからの申し込みは、無料匿名で3分で終わります。この数分があなたの人生を大きく変える可能性があるのです。
あなたの踏み倒しまで考えていた借金がなくなり、平穏な生活を取り戻せることを期待しています。
※弁護士に債務整理を依頼する場合は、弁護士との直接の面談が必要になります。