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買い物依存診断チェック
買い物依存で身の丈に合わないくらいの買い物をし、借金を背負うくらいになってしまうと、危険な兆候です。
まずは、以下の買い物依存診断チェックを行ってください。全部で13項目あります。
買い物依存診断チェック
①買うだけ買って後悔する事が多い
②不安やイライラがあると買い物で解消してしまう
③店員の待遇の良さに快感を覚える
④一度も使わない物が多い(封を開けていないものなど)
⑤部屋に買った不要な物が散らかっている
⑥手持ちのお金が無くてもカード払いや借金しても買ってしまう
⑦人が持っている旬なアイテムを見ると欲しくなる
⑧ウインドウショッピングのつもりがつい買ってしまう
⑨買い物をしたいので、家族や友人に嘘を付く
⑩買い物を止めようと思うと、イライラする
⑪クレカの枚数が多く、利用金額を把握しきれない
⑫良いものを人より安く買えた時に快感を覚える
⑬どんどん高額な物を買いたくなる
8個以上チェックがあると買い物依存であり、多額の借金を背負う危険な兆候です。4個~7個でも買い物依存になる予備軍になります。
それ以下であれば、今のところ大丈夫ですが、油断は出来ないです。
本ページをご覧のあなたは、思い当たるフシはあるのではないでしょうか?
買い物依存の人は、本当に必要なものを買っているのではなく、「買い物をする事自体」が快感になり、その時のイライラや寂しさを買い物で紛らわせている場合が多いです。
そして、クレジットカード払いやリボ払いを繰り返して、払えなくなり、消費者金融から借金をする様になるのがお定まりのコースです。
買い物依存から借金になりやすい原因
ここでは、買い物依存症から借金になりやすい原因を、現代社会の問題などと照らし合わせて解説します。
ストレスがたまりやすい社会から買い物依存になりやすい
現代はストレスが溜まりやすい社会です。
平成に入り、終身雇用や年功序列の崩壊で未来が見えない会社勤め、IT化で求められる様々なスキルの向上、少子高齢化で若い世代へのしわ寄せから来る加重労働など、現代は様々なストレスを感じやすいです。
そこで、ストレス解消や寂しさから買い物依存になり、借金を抱えてしまう程になってしまう面もあるでしょう。
また、これも大きな問題ですが、SNS文化の発達で情報発信が良くも悪くも便利になり、他人の行動が見えてしまいます。
「隣の芝生は青く見える」とはよく言ったものですが、人の物が良く見え過ぎて、そこにストレスを感じやすい社会でもあります。「インスタ映え」なんて言葉を聞いたことがあるでしょう。
友人・知人が「ブランド物の○○を買った。」ですとか、「海外旅行に行った。」などをインスタやツイッターに載せると、それだけで羨ましくなったり、マウントを取られたとストレスを感じてしまい、自分も対抗してSNSに載せる為に借金をしてでも、買い物や旅行をしてしまいます。
また、自分の憧れの芸能人やモデルなどが身に付けている物を見ると、買いたくなる事もあります。
そして友人・知人、もしくは会った事は無いけど、SNSで繋がった人に「マウント」を取るために、どんどんエスカレートし、買い物依存になり、借金をしてしまうまでになる事もよくあります。
インスタ映えから借金を背負うこともよくあるのです。
ネットやスマホの発達で、買い物やお金を借りる利便性が上昇した
昨今はパソコンやスマートフォンを誰でも持っていますので、買い物の利便性が向上しました。
例えばスマホアプリで、大手通販サイトに掲載されている欲しいものが何でも手軽に買えてしまいます。また、通販はクレジット決済などが大半ですので、「お金を使っている」という感覚が薄れがちです。
他にも現代では消費者金融のキャッシングやカードローンなどがネットやスマホの簡単な審査で、お金を借りる事が出来ます。そうなると、「お金は簡単に借りれるもの」と錯覚してしまい、借金をしているという感覚が薄れがちです。
おまけにこういった貸金業者の広告は、「60日間利息ゼロ」などのキャンペーンを定期的におこなっていて、巧妙に借金をさせようとします。
この様にネットやスマホの発達は利便性は向上しましたが、お金を使ってしまいやすい社会になってしまっているのもまた事実であり、そこから買い物依存になり借金を背負うのは珍しくはないのです。

買い物依存から借金を背負うまでになりやすい人の特徴
ここでは、買い物依存から借金を背負うまでに陥りやすい人の特徴を記載します。ご自身が当てはまるか確認して頂ければと思います。
女性が買い物依存症になりやすいが、今は男性でも珍しくない
まず、一般的に女性が買い物依存症になりやすいとされています。趣味がショッピングという女性は多いです。
そのショッピングの延長で、主に日々のストレス発散から買い物を繰り返し、いつしか買い物依存症になり借金を背負ってしまう面があります。
また、女性同士だとブランドものの見栄の張り合いになりやすいという部分もあります。他にも女性の場合は精神的に不安定になりやすく、それを買い物をする事で埋め合わせます。
ふと寂しい時に、店員に「お似合いですね!」など声を掛けられたり、会話をしてオススメされると断れない人もまた多いです。
買い物依存から借金を背負うのは女性だけでなく、男性も一定数います。男性の場合は、キャバクラなどで女性に貢いだり、クルマや服で見栄を張りたい場合が借金を背負うその典型です。
他にも男性は女性に比べて趣味に対するこだわりが強い傾向があるので、その費用にお金をつぎ込む事も多いです。例えば、家電製品、ゴルフ用品、自転車、釣り、バイクや車の用品などになります。
また、今はソシャゲ課金やアプリへの課金が問題になっています。ついつい課金してしまい、カードの請求が数十万になり、借金を背負う人も珍しくはないです。
真面目すぎたり、虚栄心が強い性格
真面目な人も買い物依存になりやすく、借金を背負う傾向があります。真面目な人は対人関係や仕事のストレスなどを内に溜め込んで、なかなか発散出来ません。
そして、買い物で心を満たし、いつしか依存症になる傾向にあります。
また、虚栄心が強い性格の人は、そもそも見栄を張りたいので、高いブランドものなどを購入したがります。そして、自慢をするために、インスタなどのSNSに購入した商品をアップして虚栄心を満たします。
こういった真面目な人と、虚栄心が強い人というのは一見すると、相反する性格の様に見えますが、実は双方共に買い物依存症になりやすいです。
自分に自信がない・コンプレックス・劣等感
自分に自信がない・コンプレックス・劣等感が強い人も、買い物依存症から借金を抱えてしまいやすいです。
例えば体型が太めだと、それを改善するために、ダイエットに励み、着たい服を着れる様になります。オシャレになる自分がどんどん楽しくなり、服にお金をつぎ込みます。
過去の自分に戻りたくないし、家族や友人やSNSでの賞賛が快感で、どんどんエステやネイルや整形にお金をつぎ込みます。
ダイエットも、パーソナルトレーナー付きだとかなり高額になる事もあります。そして、見栄を張る為に、ブランド物を買い漁る。
どんどんカード払いや消費者金融で借金がかさみ、いつしか返済が出来なくなる様になる。これは少し極端な例ですが、実際こういう人はいます。
ここまではなくても、さほど行かないエステの契約やジムにお金を使ってしまう人はとても多いです!
コンプレックスや劣等感はお金に換えやすいものなので、そういう人に対して企業も売り込みやすいです。こういった「コンプレックスを抱えている人」は買い物依存や自己投資にお金をつぎ込みやがて借金になります。

カードローンの借金の対処法
買い物依存症を克服するための治療・改善方法
買い物依存症は正式に病名として認められている訳ではないですが、立派な病気です。しかし、治療・改善方法はありますので、以下に列挙します。
買い物依存症を克服する方法
家計簿を作成する
購入した物・利用明細を把握する
クレジットカードを使わない
インターネットでショッピングページを開かない
カウンセリングを受ける
購入前に本当に必要か考える
以上6点になります。一見すると当たり前の事の様に見えますが、買い物依存症から借金を背負うくらいまでになると、こういった面は完全に無視されます。
特に、”購入した物・利用明細を把握する”というのは当たり前の事の様ですが、購入した物を覚えておらず、家には箱や袋に入ったまま放置しているのは買い物依存症者にとても多いです!
「買ったその瞬間だけ」に快感を覚えて、後で後悔をするのです。しかし、その後悔も次の買い物で忘れてしまいます・・
もちろん、家計簿をつけたり、クレジットカードを使わなかったり、カウンセリングを受けるなども大事です。

しかし、それはその場しのぎにしかならないかもしれません。
今から家計簿を付けて、購入したものを把握しても、数十万~数百万の借金は返済するのはかなり難しいでしょう。もっと抜本的な解決策を考える必要があります。
買い物依存の借金に最も有効な対処法は債務整理
買い物依存症で多額の借金をしてしまった人に対する、最も有効な対処法は債務整理です。以下にその理由を列挙します。
弁護士を使い、借金が減額できる
債務整理は弁護士を使い、法に基づいて借金を減額する方法であり、場合によっては借金がゼロになる可能性もあります。債務整理は借金で困っている人を法律に基づいて、救済する措置です。
「債務整理はイメージの悪いもの」と思っている人もいたり、そもそも債務整理自体を知らない人も大勢いるのです。しかし、法で認められたきちんとした借金の減額方法です。
例えばあなたが買い物依存で借金を背負ってしまい、貸金業者から督促を受けている様でしたら、弁護士に依頼した時点で直ぐに督促がストップします。
また、買い物をした際に利用した、クレカやリボ払いや消費者金融の月々の返済に苦しんでいるのなら、利息や遅延損害金をカットし、無理なく返済出来る様に交渉します。
弁護士への初回の相談は無料ですし、買い物依存で借金を抱えてしまう人は多いので、そういった交渉も弁護士に任せれば必ずまとめてくれます。
つまりあなたは弁護士に依頼する事で、借金が減りますし、小難しい手続きや法律の知識は必要ないのです。弁護士に全て任せてしまえば楽に借金返済ができます。
また、「どうすれば今後買い物依存にならないか」と質問すれば、アドバイスも貰えるでしょう。

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強制的にクレジットカードやローンが使えなくなる
債務整理はメリット・デメリットがありますが、主なデメリットとして、クレジットカードの利用やカードローンを利用することが5年~10年は出来なくなります。
これは信用情報機関(いわゆるブラックリスト)に事故情報が載る為です。事故情報が消えるのは、債務整理の手続きによりますが5年~10年後くらいです。
以下が信用情報機関の一覧です。
信用情報機関の一覧 | |
シー・アイ・シー(CIC) | クレジットカード会社がデータ照合 |
株式会社日本信用情報機構(JICC) | 消費者金融がデータ照合 |
全国銀行個人信用情報センター(KSC) | 銀行(カードローン)がデータ照合 |
また、信用情報機関に登録される年数は以下です。
信用情報機関に登録される年数 | |||
任意整理 | 個人再生 | 自己破産 | |
株式会社日本信用情報機構(JICC) | 5年 | 5年 | 5年 |
シー・アイ・シー(CIC) | 載らない | 載らない | 5年 |
全国銀行個人信用情報センター(KSC) | 5年 | 10年 | 10年 |
しかし、買い物依存で借金をしやすい人にはこのデメリットがメリットになります。なぜなら、クレジットカードの利用やカードローンでのキャッシングや消費者金融での借り入れが一定期間出来なくなり、借金をする必要がないからです。
その為、買い物は強制的に手持ちの現金でしか出来なくなります。
買い物依存の人はクレジット決済やリボ払いの「現金を持たない決済方法」を利用していたり、消費者金融のキャッシングで「借り癖」が付いている人はとても多いです!
その為、債務整理を行えば、現金で買い物をせざるをえないので、お金の管理を否が応でもしなければならなくなります。つまり、借金癖が改善されるのです。
無駄な借金をする必要がなくなり、買い物依存を克服する第一歩になるのです。

クレジットカードの借金の対処法
買い物依存の借金をそのままにしていると、自滅の道を突き進む事になる
もし、このまま買い物依存で借金を抱えたままですと、あなたは自滅の道を突き進みます!
自己顕示欲やSNSでの承認欲求を満たしたいが為だったり、ただただ、「買い物がしたい為」だけに借金をしているのではないですか?恐らくそうでしょう。
買い物依存症になると、借金をして買い物をするのは当たり前で、親族にお金を借りたり、家族や恋人のお金を盗んでまで買い物をしてしまう人もいます!
そして、何度も海外旅行に行ったり、使いもしないブランド物を買い漁ったり、高額なエステの契約をして、多額の借金を抱えてしまうのです。
中には、親の老後の貯金を食いつぶしてまで、買い物が辞められない人もいるのです!
そうなると、借金返済のために風俗で働くことになったり、一家離散になるかもしれません。自宅や車などの資産を売り払わないといけなくなるのも、世の中にはとても多いのです。
これは大げさな話でも何でもなく事実なのです!エスカレートするとそうなってしまいます!
そして、最終的には生活保護を貰わないといけなくなったり、家族や友人も離れていくでしょう。多額の借金を抱えて、最悪自らの意思で生涯に幕を閉じる人もいます。
何故なら、買い物依存症は精神的な面も大きいからです。ギャンブル依存症やアルコール依存症、自傷癖とも似た面があります。うつ病を患っている場合もあるので、突発的に自ら生涯を閉じようとするのも不思議ではないのです。
また、買い物依存症の人はアルコール依存症や自傷癖とは違って、目に見えて悪い様に見えない部分も多く、周りが止められないというのがあります。
もし、買い物依存で借金に苦しんでいるなら、債務整理を検討してください!
このまま借金を抱えてどんどん病んでしまい、利息や返済で借金は増える一方になり、手遅れになります!
弁護士への初回相談は無料で出来ますし、どのくらい借金が減額出来るか分かります。貸金業者と無理なく返済出来る様に交渉してくれますし、あなたが月々の返済で悩んでいた、「買い物依存症で出来た」借金から解放されるのです!
つまり、債務整理が最も賢い借金返済になるのです。
これをご覧のあなたが、買い物依存から脱却するのと、借金問題が解決するのを祈っております。
※弁護士に債務整理を依頼する場合は、弁護士との直接の面談が必要になります。